コメント
「この原作のイメージの再現率の高さはなんだ!!」と驚きましたし!
原作の矛盾や荒いところをカチッと完璧に埋めてくれていますし!
そして「なんであんな変な原作を完璧に映画化してくれんだ!? この監督さんは何を考えているんだ!?」と不安にもなりました!!

原作者 福満 しげゆき



恐ろしくて愛らしい…
何だこの感覚は!!
非常な日常のリアリティが巧みに描かれている
ああ、もうお肉食べれない… 

俳優 斎藤 工



母の歪んだ愛。ペットショップガールとの純愛。淡々と描かれる、二つの愛の交錯が発する異様な熱気。
性を越えた、愛の食物連鎖! ニヤリと笑いつつ、恐るべし。

映画評論家 塩田 時敏



ショッキングなカニバリズム(食人嗜好)を題材しながら、
静謐且つ繊細ながら、刺激的な愛のドラマに仕上がっていて唸った!
しかも日常の空間を見事に切り取った映像とが相まって、
思わず観惚れてしまったぞっ……こいつは、凄い……!!

映画文筆家 鷲巣 義明



ひんやりとした空気感の中、ペットショップガールとの淡い恋がとてもやさしくただのカニバリズム映画ではない
何とも不思議な作品でした。コンクリートジャングル版『食人族』!

禁断の多数決(ミュージシャン) ほうのきかずなり



まるでお隣さんの出来事のよう。
誰しもが持ちうる人間の病理と暗闇を、なにがなんでも爽やかに描ききった中村監督に一票!

俳優 仁科 貴



風呂場での殺人シーンの長回しにこの新人監督の類い希な映画的才能を感じた。
『食人族』、『八仙飯店之人肉饅頭』と純愛物語の出会い。一度その美味しさを知ってしまえば、憎悪や愛情よりも食欲が勝っていく人間の性が怖ろしい。
80年代初頭、世界を震撼させた「パリ人肉事件」の日本人留学生の気持ちはこんなだったのだろうか?
人を食べる気持ちなど到底理解できるはずが無いと思っていたが、本作を観たら理解できる気がしてきた。そんな自分が怖い。

映画監督 鶴田 法男